この記事のまとめ
- 基本コースは40代でも受講可能
- 転職特化コースは40代は受講できない
- 他スクールでも40代で転職支援を受けられるのは稀
- 40代からは転職を目指すよりも副業やフリーランスを目指すほうが吉
- テックアカデミーで副業を目指すならどのコースか
日本最大規模といっても過言ではないオンラインプログラミングスクール『テックアカデミー』
多くの方に利用されており、学習コースの数は計30近くあり様々なプログラミング言語やITスキルを身につけることができます。
しかし、プログラミングスクールで気になるのが『年齢制限』です。
スクールの中には20代限定のプログラミングスクールも多くあります。
今回はそんな中でもテックアカデミーは40代以上の方でも受講できるのかを調査致しました。
目次
40代でも基本コースは受講可能
まず結論から申し上げると、テックアカデミーの基本コースには年齢制限はなく誰でも受講することは可能です。
基本コースとは、以下の23コースです。
Webアプリケーションコース、PHP/Laravelコース
Javaコース、フロントエンドコース
WordPressコース、iPhoneアプリコース
Androidアプリコース、Unityコース
はじめてのプログラミングコース
ブロックチェーンコース、
スマートコントラクトコース、AIコース
データサイエンスコース、Scalaコース
Node.jsコース、Google Apps Scriptコース
Webデザインコース、動画編集コース
UI/UXデザインコース、Webディレクションコース
動画広告クリエイターコース、
Webマーケティングコース、Excel2013コース
上記のコースは全て30代の方でも受講することができます。
テックアカデミーでは『PHP、Java』などの広く扱われている人気のプログラミング言語からScalaやNode.jsといった他のスクールでは対応していないような言語のコースも学習することが可能です。
また、プログラミング言語だけでなく動画編集やWebマーケティングといったIT技術も学ぶことができるのがテックアカデミーの特徴になっています。
40代で転職特化コースを受けることはできない
40代からプログラミングを始める方の中には、
『エンジニアに転職したい』
という方も多いです。
しかし、テックアカデミーの転職特化コースである『TECH ACDEMY PRO(テックアカデミープロ)』は32歳までしか受講することはできません。
つまり、33歳以上の方はテックアカデミーではエンジニア転職を目指すことは難しいです。
テックアカデミーでは現役エンジニアの方に相談できるサポートがありますが、相談に乗ってもらったとしても確実に転職ができるわけではなくあくまでアドバイスのみになります。
40代で転職支援付きのプログラミングスクールはある?
テックアカデミーだけでなく40代の方でも転職支援を行っているスクールはあまりありません。
調査したところ40代の方向けに転職保証を行っているスクールはありませんでしたが、転職支援なら行っているスクールはいくつか存在することがわかりました。
以下4つのスクールのコースにて転職支援が受けられるようです。
- ポテパンキャンプ Railsキャリアコース
- DMM WEBCAMP
- テックアカデミーキャリア
- DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム
ほとんどのプログラミングスクールが20代~30代を支援対象とする中、40代にも支援してくれる上記のスクールは非常にありがたい存在でしょう。
上記4つのスクールについて詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。
40代未経験でエンジニア転職ができない理由
ご紹介した通り40代未経験からエンジニアへの転職はスクールでも対象になっていないことからも非常に厳しいです。
この厳しい理由として以下の2つの理由が上げられます。
- 40代での転職がそもそも難しい
- 企業が求める40代エンジニアは技術スキルだけではない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
① 40代での転職がそもそも難しい
まず、エンジニア業界に限らず他業種でも40代から別の業種に転職することは非常に難しいです。
また未経験で他の業種へ転職することはなおのことです。
エンジニア業界に未経験で転職することも同様にかなり険しい道となります。
しかし、実際に不可能という訳ではありません。
プログラミングスクール『DIVE INTO CODE』のインタビューでは実際に47歳で未経験からデータサイエンティストになった方も紹介されています。
DIVE INTO CODEのインタビュー記事はこちら
卒業生インタビュー】47歳総務一筋15年のキャリアを捨てて、データサイエンティストへ転職(後編)
しかし、インタビューの内容では
とにかくたくさん話を聞きに行くということを繰り返し、またDIVE INTO CODEの就職説明会にも参加しました。しかし、実際に面接を受けていくと、結果的に実務が未経験ということで良い返事はもらえなかったです。
ということを語られていることからも、40代からの転職はかなり険しい道ですので、絶対に転職を成功させる覚悟が必要になってきます。
② 企業が求める40代エンジニアは技術スキルだけではない
もう一つの理由としては、40代のエンジニアとは技術スキルだけではないということです。
エンジニア業界では『35歳定年説』という風説があります。
これは体力の低下などによってエンジニアとしてプログラミングをするだけの仕事に限界が来るということです。
しかし、決してエンジニアとして35歳で定年となり仕事がなくなってしまうというわけではありません。
35歳からはエンジニアとして求められることが変わってくるのです。
求められるスキルはプログラミングスキルだけでなく、チームマネジメントや設計力など技術だけでないスキルが求められるようになります。
簡単に言ってしまえば、管理職としてのマネジメントスキルが求められるのです。
40代でもフリーランスなら可能性は十分有り
エンジニア業界では転職するだけでなく、フリーランスとして収入を得ることも可能です。
転職ではご紹介したように40代以上のエンジニアでは技術だけでなく、マネージメントスキルなども求められます。
しかし、フリーランスでは技術だけで仕事を得られるので、転職よりも仕事が得られる可能性は高いです。
『ランサーズ』や『クラウドワークス』などのクラウドソーシングサービスによってフリーランスでも仕事を得やすい環境が出来上がっきているのも大きな追い風です。
フリーランスの年齢層を見ても40代の方は約4割を占めており40代からフリーランスを始めるのは決して遅くない年齢でもあります。
副業やフリーランスになるうえで役立つスキルを学べるコース
ここでは40代でも受講できるテックアカデミーのコースのうち、副業に活かせるスキルやフリーランスになるのに役立つことを学べるコースを紹介します。
結論、以下の3つのコースになります。
- WordPressコース
- Webデザインコース
- フロントエンドコース
基本的に副業や、フリーランスとして案件を受注する際にはまずWebサイトの制作やそれに関わるデザインやコーディングが第一歩です。
ゆえにここではWebサイト制作に関連した知識やスキルを獲得できるコースについて紹介します。
テックアカデミーでの副業について、より詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてください。
Word Press コース
Word Press 対応のサイト制作は需要と単価が高く、案件によっては月に10万円稼ぐことができるため、Word Press を使いこなせると副業に便利です。
テックアカデミーのWord Press コースはシンプルながらWord Press のスキルを網羅的に身に付けられるため。サイト制作に初めて取り組む方におすすめです。
Webデザインコース
Webデザインコースがおすすめな理由はデザインとコーディングの両方のスキルを身につけることができるためです。
デザインだけでなくコーディングの基礎も学んでおくと、サイト制作の際に効率よくデザインを施すことができるようになります。
フロントエンドコース
フロントエンドコースではWebサイト制作に必要な言語を網羅的に学べるので、上記2つのコースと違ってアニメーションなどの動きのあるサイトも作れるようになります。
多くの技術を必要としますがその分案件数や報酬額も高いためおすすめです。
初案件はWebサイト制作がおすすめ
プログラミングを学習しフリーランスとして収入を得るにしてもエンジニアの案件は様々なものがあります。
その中で未経験で学習している方には『Webサイト制作』、『LP制作』案件が最もオススメです。
LP(ランディングページ)とは広義には HP(ホームページ) に訪れるユーザーが一番最初に訪問するページの事です。
LP案件がおすすめな理由は以下の3つです。
- 仕事内容がHTML・CSSのみで完結することが多い
- 製作期間が短くすぐに成果が得られる
- 案件が多く募集されている
- 他プログラミング言語は実務年数が求められることが多い
それぞれ詳しく説明していきます。
① 仕事内容がHTML・CSSのみで完結することが多い
プログラミングの世界では、簡単に言えば『インフラ、サーバーサイド、フロントサイド』の3つの世界があります。
サービス制作するといった場合は全ての世界を知っている必要はありませんが、それぞれのある程度の知識がないと仕事を行っていくことは少々難しいです。
しかし、Webサイトの制作やLPコーディングの仕事はデザイン通りにHTML・CSSでコーディングするだけですので、2つの言語の知識のみでも仕事を完結させることができます。
② 製作期間が短くすぐに成果が得られる
Webサイト制作やLP制作の期間は、他と比較して非常に短いです。
早いものですと、契約から1週間程度で作業が完了するケースも多々あります。
通常のサービス制作するとなると短くても数ヶ月、長いものだと年単位で作成していくこともあるのです。
初めの仕事は気軽なものからやりたいと思うのが常ですので、制作期間が短いというのもおすすめ出来るひとつの理由になります。
③案件が多く募集されている
いざプログラミングで仕事をしようと思っても、仕事がなければなんの意味にもなりません。
しかし、LPコーディングの仕事はネット上でも多数募集されています。
クラウドソージングサービス『クラウドワークス』にて、LPコーディングの案件を検索すると2020年5月現在 『1,714件(募集終了含む)』もの案件がありました。
このようにLPコーディングの仕事は多数あり、比較的容易に仕事を始められることがメリットです。
Webサイト制作についても同様のことがいえます。
④他プログラミング言語は実務年数が求められることが多い
新卒の場合は例外にはなりますが、他プログラミング言語の仕事は実務年数を求められることがほとんどです。
つまり、プログラマーになりたくて頑張って学習したとしても実務経験がなく仕事が見つからなかったということに陥ることもあります。
逆にLPコーディングの仕事はHTML・CSS事態の学習難易度も低く、LPという1枚だけページを作る仕事ですので経験年数よりも早く納品できるかといったことが求められることが多いです。
LP制作はどれぐらいの収入が期待できる?
今回ご紹介したLP制作案件の相場をご紹介します。
大手クラウドソーシングサービス『クラウドワーク』でLP案件を調査したところ相場は以下のようになっていました。
LP制作の報酬相場:50,000円 ~ 100,000円
LP制作の案件は基本的にWEBページを1枚作成するものが多いので、制作期間も短いものが多いです。
能力差は出てきますが、初心者の方でも3~7日あれば完成させることができます。
あくまで一例ですが、以下のようなスケジュールで案件をこなす場合は月に10万円以上の収入を得ることも可能です。
【無料体験実施中】『スキルド』はLP制作を最短で覚えられるオンラインスクール
スキルドでも最短30日でLP制作ができるようになるカリキュラムを提供しています。
転職支援は行っていませんが、プログラミングスキルだけでなくLP制作の案件を獲得する方法やLPの実績を多数積むことが可能プログラミングスクールとなっております。
副業のためにプログラミングスキルを身に付けたい、まずは副業からエンジニアになりたいという方はぜひご利用ください。
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