この記事のまとめ
- ポテパンキャンプは選考は今はやっていない
- 代わりにあるのが『事前課題』制度
- 事前課題はHTML、CSS、Railsの基礎知識が必要
- 事前課題はできなくても受講できる場合がある
転職特化のプログラミングスクール『ポテパンキャンプ』
自社で『ポテパンキャリア』という転職プラットフォームを持っていることで、他社よりも転職に強いスクールとなっています。
転職するならぜひとも受講したポテパンキャンプですが、ポテパンキャンプは費用を払えば誰でも受講できるスクールではありません。
2019年4月までは受講前に選考があり、選考に合格しなければ受講はできませんでした。
しかし、2019年以降はこの選考がなくなり、受講のシステムが変わりました。
今回はポテパンキャンプ受講する前に知っておきたい選考と事前課題についてご紹介致します。
目次
ポテパンキャンプスクールの概要
まずは『ポテパンキャンプ』について簡単に表にまとめました。
キャリアコース | ビギナーコース | オープンクラス | |
---|---|---|---|
料金 | ¥ 250,000 | ¥ 300,000 | ¥ 150,000 |
期間 | 3ヶ月 | 4ヶ月 | 2ヶ月 |
受講費キャッシュバック | ○ | ○ | ✗ |
応募条件 | エンジニア転職希望者でRailsチュートリアルを学習済みの方 | エンジニア転職希望の方 | プログラミングスキルを身につけたい方 |
ポテパンキャンプの大きな特徴は『転職に成功すると受講料がキャッシュバックされる』という点です。
卒業後にポテパンキャンプが紹介している企業に転職成功すると、受講費が全額返金されるという珍しいシステムを取っています。
ただし、受講するためには一定のプログラミングスキルが必要となる点が他のスクールと大きく変わっているところです。
ポテパンキャンプでは受講前にプログラミングスキルを見極めるために受講前に今回はお話する選考や事前課題という制度をおいています。
2019年4月で『選考』はなくなった
まずポテパンキャンプでは2019年4月まで受講前に選考というものを行っていました。
選考では
- 書類選考(経歴や履歴書、志望理由)
- カウンセリング
の2つからなっていました。
しかし、この選考は『事前課題』という内容に変わっています。
選考がなくなった理由としては、せっかくモチベーションがあって受講しようと思ったのに選考に落ちてしまって受講ができない方が多く出てしまっていた点が挙げられます。
事実として、SNS上ではポテパンキャンプの選考に落ちてしまったという方が大勢いらっしゃいました。
ポテパン落ちたのマジで痛いわ。。
落ちた理由が謎すぎる。。
意味がわからないなあ— ブシトラ🐯エンジニア (@busitora2) December 13, 2018
プログラミングの技術を少しでも早く向上できるようにする為に散々スクール探して、予算的な都合も考慮してポテパンが1番いいなと思って申し込んだけど、見事に選考落ちた(ToT)
当分は独学でやっていくしかないかなぁー
— ザキオカ (@zakioka_pirori) November 13, 2018
今思うとポテパンキャンプに落ちた理由の一つとして、エンジニアを目指す理由で稼げるからって言ったのがありそう
そのせいでポジショントークを鵜呑みにした楽して稼ぎたい情報弱者って思われたと思う
エンジニアになるのは楽ではないって分かってたけど、それを面接で示せなかった自分が悔やまれる
— あそー (@asosori2) January 29, 2019
ポテパンキャンプの『事前課題』とは?
ポテパンキャンプの選考の代わりにできた事前課題の内容についてご紹介します。
事前課題の内容は
- サイト模写
- プログラミングテスト
の2種類からなっています。
それぞれ内容について詳しくみてみましょう。
サイト模写
サイト模写については、ポテパンキャンプ側から提示されるサイトのデザイン通りに模写する課題です。
この課題で求められるのは『HTML、CSS』の理解です。
レスポンシブ対応というスマホ対応のデザインを求められるので、HTMLやCSSは問題なく利用することができるスキルが必要になります。
プログラミングテスト
こちらはプログラミングの基礎素養を見極めるために行われるテストです。
プログラミング言語『Rails』を使い実際にプログラムを書くスキルが求められます。
一つを例にするとプログラミング界隈では有名な『FizzBuzz問題』が出題されています。
Railsの基礎知識は得ていないとできない問題なので、中々にレベルが高い内容です。
FizzBuzz問題とは?
FizzBuzzとは元は単純なパーティゲームで
– 2人以上のプレイヤーが1から順番に数字を発言していく
– 3で割り切れるときは「Fizz」を発言
– 5で割り切れるときは「Buzz」を発言
– 両方で割り切れるときは「FizzBuzz」を発言
– 間違えた人から脱落
というようなゲームです。
プログラミングではこのFizzBuzzをプログラムを書き、画面に出力することを求めるクイズとなっています。
一般的にプログラミング初心者に出題する問題として広く知れ渡ったのがこのFizzBuzz問題です。
選考より事前課題の方が求められるスキルが高い
以前は選考である程度プログラミングを勉強し、本気で学ぶ気があれば選考が通ったという意見もありました。
てか、Railsチュートリアルやってなかったからポテパン落ちたとかいう話聞くけど、progateで勉強始めて1週間でも受かったからスキルはあまり重視してないと思います。
— ひのしん@次のTOEICで900点越え (@hinoshin0817) February 19, 2019
プログラミングを学ぶ動機がしっかりしていれば受講できる可能性があったということです。
しかし、事前課題では内容をみる限りHTML、CSS、Railsを基礎レベルは理解していることは必須となります。
現にSNS上ではポテパンキャンプの事前課題に苦労している方がいらっしゃいました。
ポテパンの事前課題だけで3週間くらいかかりそう。
かなりの自信喪失だなぁ。
始めてもついていけないかも……。
自走力が絶望的に無さすぎる……。#プログラミング初心者— しゅー@プログラミング初心者 (@hakXwqkwOYaT7uV) June 23, 2020
事前課題はできないから落ちるものではない!
『事前課題が難しそうだからポテパンキャンプは諦めよう…』
とは思わないでください。
ポテパンキャンプの事前課題はできていないからと言って落ちるものではないそうです。
ポテパンキャンプを運営している宮崎大地CEOがSNS上でそう発言しています。
横から失礼します。
サイト模写とプログラミングテストになりますが、出来ないから落ちるというものではないのでご安心くださいませ!— 宮崎大地|株式会社ポテパンCEO (@miyapotemaru) May 8, 2020
事前課題で完璧でなくても、プログラミングを学習したという功績がしっかりと課題の中に残せていればポテパンキャンプを受講できる可能性は十分にあります。
また、事前課題自体は無料で行うことができるので、まずは事前課題に申込み課題ができるようになることを目標に勉強に励むのがオススメです。
理由としてはプログラミングの学習では一つの目標を立てることは挫折することを防ぐ有用な方法でもあるからです。
ぜひポテパンキャンプの事前課題に取り組んでみてください。
取り組むだけでも確実にプログラミングスキルを身につけることができます。
ポテパンキャンプの『選考と事前課題』についてご紹介致しました。
未経験ならポテパンの前にスクールに通えば近道
ご紹介の通り、ポテパンキャンプでは未経験では受講することはできず、事前知識があることが大前提となっています。
基本的なスキルとしては『HTML・CSS』を使った基本的なWebサイト制作はできる水準は求められます。
『そんなスキル習得できる自信がない』
という方はポテパンキャンプの前にスクールに通い基本的なスキルをマスターしてしまうのは最短な道にもなります。
スクール名 | 料金 | 学習期間 |
---|---|---|
スキルド | 月額5,000円 | 1ヶ月~3ヶ月 |
Webサイト制作に特化したプログラミングスクールがスキルドです。
スキルドはWebサイトの制作やLP(ランディングページ)制作など転職スキルよりもフリーランスとして案件を習得するスキルにも特化したプログラミングスクールとなっています。
Webサイト制作を完全にマスターすればLP制作といった案件を個人で受けることができるようになるので、『副収入を得ながらポテパンでプログラミング学習する』ということも可能です。
転職支援はありませんが、未経験からフリーランスになりたいという方にはオススメのスクールとなっております。
現在は無料体験キャンペーンを行っていますので、気になる方はまずは無料体験を利用してみてみてはいかがでしょうか。