この記事のまとめ

新卒〜第二新卒なら未経験でもエンジニアになれる
中途採用の場合は事前に学習が必須
フリーランスならプログラミング以外の知識も求められる

40代以降は転職は難しいがフリーランスになることは可能

2020年度よりプログラミングは義務教育でも必修化されました。

さらには2024年度からは大学入試にも情報技術として導入が検討されています。

そんなプログラミングスキルが求められている世の中で『未経験からエンジニアになりたい』と思う方もいるのではないでしょうか。

『未経験からエンジニアになるのはハードルが高い』と思い込んでいる方もいらっしゃいますが実はそんなことはありません。

実際に文系の方でも未経験からエンジニア職に転職した方も多くいらっしゃいます。

今回はそんな未経験からでもエンジニアを目指したいという方に、実際にプログラミングスクールを運営し、未経験の方をエンジニアになる姿をみてきた筆者がエンジニアになるための入り口についてご紹介します。

未経験からエンジニアを目指したいという方はぜひご覧ください。

1 エンジニアなるための5つの入り口
2 未経験からエンジニアに転職できる年齢は30代まで
- 2.1 40代以降ならフリーランスの道を目指す
3 転職に強いプログラミングスクール３選
4 未経験からフリーランス目指すなら『スキルド』

エンジニアなるための5つの入り口

まずはエンジニアになるためには、主に5つの入口があります。

新卒採用
第二新卒採用
中途採用枠で入社
アルバイト/インターンから入社
フリーランスとして案件を獲得する

これらの入り口によってエンジニアになる難易度も大きく変わってきます。

それぞれの特徴と共に未経験からエンジニアになるための難易度を合わせてご紹介していきます。

①新卒採用で入社

未経験からの難易度：★★☆☆☆（未学習でも就職可能）

新卒採用でエンジニアとして入社をする場合は難易度は最も低いです。

理由としては、

未経験でも採用される可能性ががある
文系理系を気にしない企業が増加している
プログラミングを勉強する時間がある

上記の3つがあります。

新卒採用の場合、学生のうちからプログラミングを学習しておけばエンジニア人材が不足している社会ということもあり、容易にエンジニアなることができます。

新卒採用の場合は、企業側も即戦力になる人材のみ採用するわけではありません。

また中には新卒採用の場合は未経験でもエンジニア職に応募できる企業もあるのです。

2~3年後に戦力になるようなポテンシャルのある方を採用するので、エンジニアとしてのスキルがなかったとしても別の分野のアピールポイントがあれば十分に採用に繋がります。

プログラミングスキルがなかったとしてもエンジニアの卵から新卒で入社できる可能性があるので、学生からエンジニアを目指すことは難しくありません。

学歴に関してもプログラミングといえば理系というイメージが強いですが、IPAの調査によるとエンジニアを採用する60%の企業が文系か理系かは気にしていないという結果がでています。

つまり新卒であれば文系の方でも十分にエンジニア職の内定を得られることが可能です。

最後に未経験で中々エンジニア職に付けなかった場合はプログラミングを学んでみる時間があることも学生の特権です。

②第二新卒採用

未経験からの難易度：★★★☆☆（学習は必須だが容易）

第二新卒の場合は新卒採用よりも求人は少なくはなりますが、企業側も第二新卒の方に即戦力になる人材を求めている訳ではありません。

成長できる余地があるかが採用基準にしている企業も多いので、未経験だとしても入社できる可能性は十二分にあります。

ただし、有名企業を狙う場合は話が変わってきます。

有名企業では新卒採用で十分な人数を採用できてしまうため、何かしらのスキルを持っていないと第二新卒からの入社かなり厳しいです。

それでも有名企業のエンジニア職を狙うのであれば、プログラミングスキルを高めることが得策と言えます。

③中途採用

未経験からの難易度：★★★★☆（学習は必須、スクールなどの紹介がないと難しい）

中途採用となると未経験でエンジニアとして入社できる企業はほとんどありません。

エンジニア職に転職するためには、スクールに通うなどしてプログラミングスキルを持っておくことが必須となります。

また、エンジニア職の場合は中途採用となると学歴云々ではなく実績や経験が求められる職業です。

未経験からいくら勉強したとしても実績や経験を積むことはできないので転職はさらに難しくなってしまっています。

そこでオススメなのが『転職支援があるプログラミングスクールに通う』ということです。

昨今のプログラミングスクールはただ、プログラミングを学習するだけでなく転職支援もしてくれるスクール多くあります。

『テックキャンプ』や『DMM WEB CAMP』などでは、有名企業への転職実績もありプログラミングスキルだけでなく転職企業を紹介してくれる点はかなり大きいです。

未経験から本気でエンジニア転職を目指す場合は選択肢にいれてみてください。

【転職保証もある】30代からの目的別おすすめプログラミングスクール6選

④アルバイト/インターンから入社

未経験からの難易度：★★★☆☆（始めてからの学習は必須）

アルバイトやインターンでIT企業にお世話になってから、その企業に入社するといった方法もあります。

これは若い方で自身のポテンシャルに期待された場合が多いでしょう。

バイトやインターンを始めた際は未経験でもよいでしょうが、勤務の中で学習は必須となります。

またこの方法だとある程度長い期間でのアルバイトの後に正式な入社となるため、転職を目指す方にはあまりお勧めできません。

ただ経験を積むという意味ではIT企業でのバイトやインターンはよい選択肢だといえます。

⑤フリーランスとして案件を獲得する

未経験からの難易度：★★★★★（学習は必須、プログラミング以外のスキルも求められる）

エンジニアになることは企業に勤める選択肢だけではありません。

もう一つの方法として、企業には勤めず自分で案件を獲得し収入を得るフリーランスとしての働き方もあります。

しかし、未経験からフリーランスになるにはプログラミングのスキルだけでなく、案件を獲得する能力や仕事を円滑に進められるコミュニケーション能力なども求められます。

また、転職であれば転職支援を行っているプログラミングスクールに通えば支援を受けることは出来ますが、そういった転職支援特化のスクールではフリーランスで活動するための支援はうけることはできません。

未経験からプログラミング覚えてフリーランスは可能？オススメのプログラミングスクールも紹介！

未経験からエンジニアに転職できる年齢は30代まで

私自身プログラミングスクールを運営していますが、

『30後半だけどエンジニアに転職したいけど可能ですか？』

というご相談をよく受けます。

年齢によって転職できないのであれば学習する時間が無駄になってしまいますもんね。

結論を言うとエンジニアの転職は『30代』までが天井と言っていいです。

大きな理由としては、

『転職支援特化のプログラミングスクールが40代以降がサポート外』

になってしまうからです。

未経験からエンジニアを目指すのであれば費用はかかりますが、転職支援があるスクールに通うことが最も簡単に転職をすることができます。

転職特化のプログラミングスクールも年齢制限を設けている場合が多く、その制限のほとんどが『30代まで』となっているんですね。

転職支援に強いプログラミングスクール『テックキャンプ』や『DMM WEB CAMP』も30代までしか転職支援を受けることはできません。

スクールに頼らなければ40代以降の方でも転職活動は可能ですが、40代以降の転職はエンジニアの業種に関係なく難しいものです。

【40代50代向け】目的別おすすめプログラミングスクール8選！

40代以降ならフリーランスの道を目指す

40代以降の方は未経験ならエンジニアの道は諦めるしかないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

エンジニアの職は転職だけでなくフリーランスになる道が残されています。

事実、未経験からのフリーランスへの道を実現させた方も実際にいらっしゃいます。

Web制作で案件獲得までの流れ

1⃣Progate
2⃣模写
3⃣ポートフォリオ
4⃣案件獲得
5⃣実務

1⃣で挫折する人はほぼいないと思うけど、2⃣はいると思う

4⃣は勉強とは違ったスキルが必要

5⃣が当然一番実務に沿った事を学べるから、ここにいかに早く到達出来るかが鍵

その為に3⃣は力入れ過ぎないのがお勧め

— じゅんぺい🐶30代後半未経験からWeb制作＆コーダー💻 (@junpei_sugiyama) July 25, 2020