就職するならプログラミングスクールに入るべき理由【就職支援に強いスクールとは?】

この記事のまとめ

  • 未経験からでもエンジニア就職・転職は十分可能
  • スクールに行けば就職・転職先を紹介してもらえるのが強み
  • 紹介企業が東京都のみのスクールが多い点に注意
  • 40代以上になるとスクールのサポート対象外になってしまう
  • オススメのスクール紹介。中には無料で転職サポートを受けられるところも

 

社会人の方を対象としたインタビューで

『プログラミングを学びたい理由はなんですか?』

という質問の回答で最も多いのが『就職・転職がしたいから』という理由です。

年功序列や終身雇用という社会形態が崩壊しつつある世の中でプログラミングを学習し手に職を付けて就職・転職したいというニーズが非常に高まっています。

しかし、実際にプログラミングスクールに通ってみても転職できるのかという悩みがあります。

今回はスクールに通えば転職できるのかという点となぜ就職支援特化のプログラミングスクールのサポート内容をご紹介致します。

 

そもそも未経験からエンジニア就職は可能?


そもそも既に社会人の方がスクールに通うなどしてスキルを身に着けエンジニアになることは可能なのかという疑問があります。

結論は『未経験からでもエンジニアに転職することは可能』です。

未経験からでもエンジニア転職が可能な理由は以下の3つの背景になります。

未経験からエンジニアになれる3つの理由

  1. 今後プログラマーが不足する社会が予想されている
  2. 求人倍率が7倍と需要過多になっている
  3. プログラミングを学ぶ方法、場所が整備されている

① 今後プログラマーが不足する社会が予想されている

IT業界では『IT人材』と呼ばれるプログラマーのようなITの知識を持つ人材のことを指す言葉があります。

経済産業省が公表している資料によるとこのIT人材が今後10年で最大で『80万人』不足する予測されているのです。

IT人材の需要

社会人からプログラミングを始める上で最も重要なことは『仕事があるのか』ということですが、将来プログラマーとして仕事がなくなってしまうということ考えづらいでしょう。

むしろ今後不足する世の中を考えるとプログラミングの知識があることが、転職などで大きな武器になるとも言われておりプログラミングを学ぶことで損になることはまずありません。

② 求人倍率が7倍と需要過多になっている

2020年4月 業種別求人倍率
引用:Doda

求人サイト『Doda』を参考にすると、2020年4月現在でIT・通信分野の求人倍率は7.85倍と高い数値を誇っています。

この数値は全ての業種を比較しても倍以上の差でトップの数字です。

求職者1人に対して7件の求人があるという需要過多な業界となっています。

このような背景からIT企業でもエンジニアの採用は難しい状態であり、中には未経験者であってもエンジニアとして迎え入れている企業もあるほどです。

スクールでプログラミングを学んだという実績だけでもIT企業からしてみれば欲しい人材となってしまうほどの今のIT業界ではエンジニア人材が不足しています。

③ プログラミングを学ぶ方法、場所が整備されている

筆者はプログラマーになってから10年以上立ちますが、プログラミングは昔よりも確実に学びやすい環境になったと思います。

その理由として

  • 質の高いプログラミングスクールの充実
  • 検索すれば大概のものは解説されている

この2つがあります。

まずプログラミングスクールの質がかなり高くなったという点です。

コエテコと船井総研の発表によると、2013年のプログラミング教室数は750だったのに対し2018年には4,457件にまで増え約6倍になっています。

プログラミング教室数 統計

コエテコ様より引用

プログラミングスクールの数が伸びているということは必然的に競争が生まれておりスクール自体の質もかなり上がっているのです。

『Tech Academy』や『Code Camp』などの学ぶだけでなく転職をサポートしてくれるサービスや『Pro Gate』では無料かつオンラインでプログラミングをすぐに学ぶこともできます。

プログラミングスクールの質が上がったことで、間違いなくプログラミングが学びやすくなったと思います。

もう一つの理由として、『検索すれば大概のものは解説されている』という点です。

もちろん最新技術を扱う場合は該当するものがないこともありますがほとんどのプログラミングの技術は検索するだけで情報が出てきます。

昔は検索したとしても情報が出てこない、もしくは海外の情報しか出てこないなどが多くありました。

情報が少なかったためにプログラミングというものが掴みづらく難しいというイメージが付いてしまった個人的には思います。

今ではプログラマー人口も増えネットには数多くの情報が発信されていることで、プログラミングを独学でも学びやすい環境が出来上がっています。

 

スクールから就職・転職できる3つの業種


転職支援をするプログラミングスクールではエンジニアに転職することは可能ですが、エンジニアの中でも3つの業種に分かれた転職先があります。

  • 自社開発企業 → 自社内で運営しているサービスの開発ができる企業
  • 受託開発企業 → 開発業務を他企業から受託している企業
  • SES企業 → 客先にエンジニアを派遣する企業

これらの3つのうちエンジニアとして最も魅力度が高いのは『自社開発企業』です。

理由は単純で入社前に自分がどんなサービスに携わるのかが分かるからです。

受託開発、SESでは入ってからでないと何を開発するかも分かりません。

受託開発、SES企業は月単位で開発するサービスが変わることもあり、技術は付くものの開発自体が言ってしまえば作業のようなものになりがちで自社開発企業ほどのやりがいは感じられません。

そういった点を踏まえると一つのサービスにエンジニアとして長期間携わえる自社サービス開発の魅力が高いのです。

 

スクール卒業後の2種類の転職活動


プログラミングスクールを卒業した後に実際にどのように転職活動をしていくかをご紹介します。

スクール卒業後の転職活動は2パターンあります。

  1. 自分で転職活動をする
  2. スクールで企業を紹介してもらう

それぞれご紹介します。

① 自分で転職活動をする

まずは卒業後に自分自身で転職活動をするという一般的な方法です。

転職サイトや転職エージェントを利用する方法となります。

メリットとしては自分が無数ある企業の中から条件が合う企業を探すことが出来るという点です。

逆にデメリットとなるのが、企業のリサーチや経歴書を書くなど何かと手間がかかってしまうという点です。

求人数はとにかくたくさんあるので、とにかく自分の条件に合う企業を探したいという場合はオススメの方法となります。

② スクールで企業を紹介してもらう

転職支援に特化しているプログラミングスクールを受講するという方法です。

最近のプログラミングスクールでは転職支援に特化しているスクールが多数あります。

以下で紹介している『テックキャンプ』や『GEEK JOB』などが転職支援に強いスクールです。

こういったスクールの何が転職支援に強いのかというと、スクールを無事に卒業したら転職先の企業を紹介してもらえるという点です。

スクールでは卒業生の転職先となる企業と提携し、スクール卒業生の転職先としてすぐに転職することも可能です。

自分で転職活動するよりも手間をかけずに転職することが出来る点や中には転職が成功しなかった場合は受講料を全額返金サポートをするスクールもあるので、転職支援に特化しているスクールを受講するのがエンジニア転職の成功率が最も高い方法となります。

転職特化スクールの弱点:東京以外の紹介できる求人が少ない

転職に特化しているスクールにも弱点があります。

それが『東京都以外の場所の求人が少ない』という点です。

そもそもIT企業自体が東京都に密集しているためか、転職特化のスクールでも紹介できる企業はほとんどが東京を拠点としている企業ばかりです。

仮に、東京都以外の場所で転職先を探している場合は、スクールによっては転職サポートの対象外となってしまう恐れもあります。

東京都以外でエンジニアとして転職先を探したい場合はスクールを受講する前にまず必ず都内以外の転職先でもサポートしてくれるかを確認しましょう。

スクールでの転職は20代~30代まで

残念ですが、プログラミングスクールに通えば誰もが転職できるという訳ではありません。

一つの制限としてあるのが『年齢制限』です。

転職サポートするプログラミングスクールでは転職をできることを保証する分、ほとんどのスクールで年齢制限をかけています。

例えば、テックキャンプでは30代までと限定しており、GEEK JOBでは20代までが対象のスクールとなっています。

相場的に転職特化のスクールでは20代~30代までを対象としているところがほとんで40代以上の方はお断りされる場合がほとんです。

しかし、40代だからといってエンジニア職を諦めなければならないという訳ではありません。

エンジニア職では転職するだけでなく『フリーランス』として生きる道もあります。

フリーランスとしてなら年齢は関係なく自分のs切るで仕事を獲得することができるので、転職だけでなくフリーランスの道も考え見てはいかがでしょうか。

就職・転職に強いプログラミングスクール3選


テックキャンプ

Tech camp
料金 転職先 転職実績
648,000円 自社開発: 61%
受託開発: 25%
SES: 13%
CyberAgent、MoneyForword、DMM.com、GMO CLOUD

Youtuberとしても有名な『まこなり社長』が運営しているプログラミングスクールです。

とにかく転職支援が手厚いことで有名な企業となっています。

転職ができなかった時には保証も付いており全額返金されるというの安心の保証付きです。

転職実績にはCyberAgentやMoneyForwordなど上場企業への転職実績もあり、自社開発企業の転職も6割を超えています。

テックキャンプはこちら→テックキャンプ公式サイト

GEEK JOB

GEEK JOB
料金 転職先 転職実績
無料 自社開発: 30%
SES: 70%
CyberAgent、DMM.com、CROOZ、BOOK-OFF

グルーヴ・ギア 株式会社が運営するプログラミングスクールです。

費用は一切かからず、就職支援もサポートしているオンラインにも対応しているという珍しいプログラミングスクールとなっております。

オンライン授業なので、仕事をしている方でも帰宅後に勉強ができるの便利な点となっています。

学習期間は未経験の方で60日間、自信で学習したことがある方は40日間程度なっております。

また、30代以上の方はお断りされているので注意が必要です。

GEEK JOBへの申込みはこちらから→GEEK JOB

DMM WEB CAMP

DMM WEB CAMP
料金 転職先 転職実績
628,000円 自社開発: 20%
受託開発: 50%
SES: 30%
teamLabo、HIS、ATEAM、DMM.com

DMMが運営するスクールです。

転職成功率98%を誇っており、テックキャンプと同じく転職保証が付いています。

DMM.comで自社で運営するサービスへの転職実績もありますが、それだけでなくHISやATEAMなどの上場企業への転職実績があるのは魅力的な点です。

DMM WEB CAMPはこちら→DMM WEB CAMP公式サイト

 

未経験からフリーランス目指すなら『スキルド』


スキルドはプログラミングを学びフリーランスとして仕事を得るスキルも得られるフリーランスになりたい方に特化したプログラミングスクールとなっています。

40代の方で転職ではなくフリーランスとしてエンジニアを目指したいという方だけでなく単にプログラミングを学びたい方でも学びやすいカリキュラムを提供しています。

独自に開発されたツール利用するので、オンラインで下準備なくすぐに学ぶことが可能です。

現在無料体験を実施中で、どのように学習していくかを実際に体験できるのでまずは無料体験からお試しください。


スキルド無料体験はこちら