この記事のまとめ
- プログラミングスクールにある3つのタイプ
- 教室型スクール
- 有料スクール
- 無料スクール
- 自分に合うスクールを見つける3つのポイント
- エンジニアとしてどんな企業に就職したいか(自社開発、SES、受託開発)
- ライフスタイルに合っているか
- 質問できる体制がしっかりできているか
- 無料、転職、オンライン学習、30代転職支援といった目的別スクール紹介
- GeekJob(ギークジョブ)
- Pro Engineer(プロエンジニア)
- POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)
- Tech Camp(テックキャンプ)
- Tech Academy(テックアカデミー)
- Code Camp(コードキャンプ)
『社会人未経験からエンジニア転職がしたい』
そんな目的を持ち、プログラミングスクールに通い始める人は大勢いらっしゃいます。
しかし、中には
『ホントに転職できるのか不安』
『プログラミングスクールは料金が高いから躊躇している』
と不安がありスクールに通えずにいる方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方のために転職目指す上での注意点や転職特化のプログラミングスクールについてご紹介します。
目次
転職プログラミングスクールの3つのタイプ
基本的に転職特化のプログラミングスクールには3つの種類があります。
- 教室型スクール
- 有料スクール
- 無料スクール
それぞれのタイプの特徴についてご紹介していきます。
教室型スクール
その名の通り実際に教室に通いプログラミングを学習するタイプのスクールです。
一昔前では教室に通うタイプのプログラミングスクールが大半を占めていました。
しかし、今主流となっているのはパソコンさえあれば自宅からでも学習することができる『完全オンライン型』のスクールとなります。
コロナ禍の影響もあり、教室型のスクールは年々減る傾向にあり実際に会って教えてもらいたいという方はスクールの選択肢が狭まってしまうという点には注意が必要です。
また、全国展開している教室型のプログラミングスクールはありません。
そのため地方で学ぼうとしている方はそもそも通うことができないという点には覚えておきましょう。
教室型のプログラミングスクール
有料スクール
最も一般的に知られているのこのタイプのスクールです。
受講形式は教室型と完全オンライン型の2つに分かれており、オンライン型のスクールが主流になっています。
有料プログラミングスクール
無料スクール
プログラミングスクールでは有料スクールばかりだけでなく、受講料金が一切かからないスクールも存在します。
また、ただプログラミングを学ぶだけでなく転職支援までサポートしてくれるスクールまであります。
『エンジニアなりたいけど費用が高くていけない….』
と悩みを持つ方でも無料スクールに通うことで、エンジニア転職を実現することが可能です。
なぜ無料で通えるのか?
『有料スクールがあるのになぜ無料スクールは運営できているの?』
疑問が浮かぶ方も多いはずです。
無料スクールはボランティアでやっているかとも思ってしまいますが、受講生から費用を貰わなくても収益を上げるビジネスモデルが構成されています。
そのビジネスモデルが『企業から紹介料を得る』というモデルです。
無料スクールでは受講生にプログラミングを教え、卒業生を企業に紹介することで紹介料を得ることで収益を得ています。
そのため、基本的に無料スクールでは転職することが前提となっており、原則的に『スクールが紹介する企業以外は転職支援が行われない』などの決まりを設けている企業も多いです。
無料と言われると
『本当に学べるの?』
『質が悪いのでは?』
と思われがちですがれっきとした企業から紹介料を得るモデルになっているので、無料だからといって質が落ちる訳ではないありません。
自分に合うスクールを見つける3つのポイント
スクールを決める際は費用など分かりやすい数字で検討されがちですが、プログラミングスクールではご紹介の通り有料から無料スクールまであり、費用感で決めることは難しいです。
費用以外の面で比較するポイントは以下の3点を意識して見ておくと明確に自分に合うスクールが見つけられるかと思います。
- エンジニアとしてどんな企業に就職したいか(自社開発、SES、受託開発)
- ライフスタイルに合っているか
- 質問できる体制がしっかりできているか
それぞれ詳しくみていきましょう。
エンジニアとしてどんな企業に就職したいか
転職支援をするプログラミングスクールではエンジニアに転職することは可能ですが、エンジニア職の中でも3つの企業に分かれています。
- 自社開発企業 → 自社内で運営しているサービスの開発ができる企業
- 受託開発企業 → 開発業務を他企業から受託している企業
- SES企業 → 客先にエンジニアを派遣する企業
これらの3つのうちエンジニアとして最も人気があるのは『自社開発企業』です。
理由は単純で入社前に自分がどんなサービスに携わるのかが分かるからです。
受託開発、SESの場合は一つのサービスに関わり続けられる訳ではなくいくつものプロジェクトに関わっていきます。
『一つのサービスにエンジニアとして深く関わりたいのか』
『様々なプロジェクトに関わる経験を積みたいのか』
によって『自社開発企業』か『受託開発、SES企業』に行くべきなのかは変わります。
まずは自分がエンジニアになったらどのタイプの企業に進みたいかを決めることで、あなたに合うスクールは絞られていきます。
ライフスタイルに合っているか
『働きながら学習したい』
転職を目的としている方は働きながら学習したいという方も多いかと思います。
その場合に気をつなければいけないことは
『無理なスケジュールで学習を進めていくこと』です。
無理をする場合は当然挫折する確率も高くなります。
最近ではオンラインでもプログラミング学習し、転職支援まで行ってくれるスクールもあるのでそういったスクールを検討に入れることも可能なのは覚えておきましょう。
質問できる体制がしっかりできているか
こちらはスクールに通うとして必ず抑えておきたいポイントです。
スクールを選ぶ際は『質問できる体制があるのか』は必ず確認してください。
有名スクールでは基本的に教室での質問対応だけでなくチャットサポートまで受け付けていますが、中には教材のみで質問を受け付けていないようなスクールもあります。
現役エンジニアでもある筆者自身から見ると分からないことが質問できる環境こそがプログラミングスクールの最大のメリットだと思っていますのでない場合は通うことはオススメしません。
チャットサポートを受けつているスクールでも対応時間には違いがありますので、自分の学習スタイルに合わせて質問できるかは確認が必要です。
目的別オススメプログラミングスクール紹介
上記で紹介したスクール選定のポイントを基準にしたおすすめスクールをご紹介していきます。
今回は以下のような目的毎におすすめスクールをラインナップしました。
あなたの目的に合わせてご覧ください。
先に今回ご紹介するスクールについて概要を表にまとめたので、ご覧ください。
スクール名 | 料金 | オンライン | 転職先 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|
GEEK JOB | 0円 | ○ | 自社開発: 30% SES: 70% |
20代 |
プロエンジニア | 0円 | ☓ | 非公開 | 20代フリーター、既卒、第二新卒 |
ポテパンキャンプ | 150,000円 ~ 250,000円 | ○ | 自社開発:100% | 全年齢 |
テックキャンプ | 648,000円 | ○ | 自社開発: 61% 受託開発: 25% SES: 13% |
30代まで |
テックアカデミー | 298,000円 | ○ | 非公開 | 32歳以下 |
コードキャンプ | 698,000円~148,000円 | ○ | 非公開 | 全年齢 |
無料スクール
GEEK JOB
料金 | オンライン | 転職先 | 対象年齢 |
---|---|---|---|
0円 | ○ | 自社開発: 30% SES: 70% |
20代 |
グルーヴ・ギア 株式会社が運営するプログラミングスクールです。
費用は一切かからず、就職支援もサポートしているスクールとなっております。
オンライン授業なので、仕事をしている方でも帰宅後に勉強ができるの便利な点となっています。
学習期間は未経験の方で60日間、自信で学習したことがある方は40日間程度なっております。
また、30代以上の方はお断りされているの注意が必要です。
GEEK JOBへの申込みはこちらから→ GEEK JOB
プロエンジニア
料金 | オンライン | 転職先 | 対象年齢 |
---|---|---|---|
0円 | ☓ | 非公開 | 20代フリーター、既卒、第二新卒 |
オフラインをメインで行っている無料プログラミングスクールです。
開講場所は東京のみとなっておりますが、就職支援まで全て無料で行っています。
企業への就職だけでなく希望をすれば有名企業への有給インターンも体験することができます。
学習期間は3のコースが用意されており、最短で40時間、最長で200時間のコースが用意されています。
プロエンジニアの申込みはこちらから→プロエンジニア
無料スクールについてもっと詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
自社開発企業への転職が強いスクール
ポテパンキャンプ
料金 | 転職先 | 転職実績 |
---|---|---|
300,000円 | 自社開発:100% | オウチーノ、IBJ、Ready for |
ポテパンキャンプは完全オンライン型のプログラミングスクールです。
転職支援も行っており、転職先が自社開発企業のみとなります。
自社開発企業に勤めたいのであれば、まず一番におすすめできるスクールです。
ポテパンキャンプ無料相談はこちら→ ポテパンキャンプ
ポテパンキャンプの転職実績については以下の記事をご覧ください。
テックキャンプ
料金 | 転職先 | 転職実績 |
---|---|---|
648,000円 | 自社開発: 61% 受託開発: 25% SES: 13% |
CyberAgent、MoneyForword、DMM.com、GMO CLOUD |
Youtuberとしても有名な『まこなり社長』が運営しているプログラミングスクールです。
とにかく転職支援が手厚いことで有名な企業となっています。
転職ができなかった時には保証も付いており全額返金されるというの安心の保証付きです。
自社開発企業への転職率も公開されており、半分以上の卒業生が自社開発企業に転職しています。
無料相談はこちら→ テックキャンプ
テックキャンプについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
オンライン学習に強いスクール
Tech Academy
料金 | オンライン | 転職先 | 対象年齢 |
---|---|---|---|
298,000円 | ○ | 非公開 | 32歳以下 |
最短4週間で未経験からプロに育てることを意義に掲げているオンラインプログラミングスクールです。
自己学習型のレッスン形式ではありますが、1人1人にメンターの方が付くようになっています。
オンラインでもチャットなどでサポートが受けられることが好評で、第13回日本e-Learning大賞では「プログラミング教育特別部門賞」を受賞している人気のプログラミングスクールです。
Tech Academyへの申込みはこちらから→ テックアカデミー
テックアカデミーの転職実績について詳しくは以下の記事をご覧ください。
Code Camp
料金 | オンライン | 転職先 | 対象年齢 |
---|---|---|---|
698,000円~148,000円 | ○ | 非公開 | なし |
完全オンラインスクールとして運営されているのがCode Campです。
200人の講師が在籍しており、講師の選考通過率17%と厳しい選考を通った優秀なエンジニアが講師として在籍しています。
学習方法は1レッスン辺り40分の習得度に合わせたマンツーマン指導です。
特徴的なのは講師とのミスマッチが起こらないように、受講生は自分で教えてほしい講師を選ぶことができます。
Code Campへの申込みはこちらから→ コードキャンプ
CodeCampの特徴については以下で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。
30代でも転職支援があるスクール
ポテパンキャンプ
料金 | オンライン | 転職先 | 対象年齢 |
---|---|---|---|
300,000円 | ○ | 自社開発:100% | 全年齢 |
ポテパンキャンプでは基本的に年齢制限を行っていません。
しかし、転職保証は付いていないので確実に転職できるという訳ではありませんが、ポテパンキャンプでは30以上の方でも転職に成功している実績があります。
40代ともなると成功した実績は紹介されていませんが、30代までであれば転職実績も豊富なので、おすすめできるスクールとなります。
テックキャンプ
料金 | オンライン | 転職先 | 対象年齢 |
---|---|---|---|
648,000円 | ○ | 自社開発: 61% 受託開発: 25% SES: 13% |
30代まで |
テックキャンプでは30代までであれば、転職支援を行っています。
テックキャンプの強みでもある『転職保証』も受けることができるので
『30代から絶対にエンジニア転職を達成したい』
という方には特におすすめのスクールです。
無料相談はこちら→ テックキャンプ
テックキャンプの30代の転職実績について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
Tech Academy
料金 | オンライン | 転職先 | 対象年齢 |
---|---|---|---|
298,000円 | ○ | 非公開 | 全年齢(一部制限有り) |
テックアカデミーでは『テックアカデミープロ』というコースが転職特化のコースとなります。
こちらのコースは32歳までであれば受講可能であり、30代になってからでも転職を実現することができます。
また、テックアカデミーではテックアカデミープロコース以外でも『テックアカデミーキャリア』という転職支援サービスを行っています。
こちらはテックアカデミーのコースを受講している方であれば誰でも受けることができるので、30代以降の方でも転職支援のサポートを受けることが可能です。
まとめ
転職を目的とした場合のプログラミングスクール選びで重要なことは費用ももちろん大事な検討材料ですが、
『自分に合ったスクールなのか』
です。
- エンジニアとしてどんな企業に就職したいか(自社開発、SES、受託開発)
- ライフスタイルに合っているか
これらの2つを把握しておくことで、自分に合うスクールがある程度は絞られるかと思います。
料金自体も無料スクールに通わない限りは安くないので、ぜひご紹介した要素も検討して自分に合ったスクールを決めましょう。