この記事のまとめ
スクールが無駄と言われる3大理由
- 費用が高すぎる
- 独学でも学ぶことが可能
- 無料で学べる教材があるから不必要
スクールを無駄にしないための3つのポイント
- 分からないことはとにかく質問
- 明確な目標設計を立てておく
- 仲間を探す
『プログラミングスクールは行くだけ意味ない』
『独学は難しいからスクールに行ったほうがよい』
などプログラミングスクールについて調べていると『スクールに通うべきか』については様々な意見があります。
実際、プログラミングスキルはパソコンさえあればスクールに通わずとも独学で学ぶことは可能です。
しかし、だからといってプログラミングスクールに行くことが無駄になってしまう訳ではなく、スクールに通うことでメリットになる点もいくつもあります。
今回は今からプログラミングスクールに通おうとしている方へ向けてスクールのメリットや無駄にしないポイントについて解説していきます。
目次
プログラミングスクールが無駄と言われる3大理由
まずプログラミングスクールに通うことが無駄と言われる理由はなぜでしょうか。
具体的には以下の3つの点が無駄と言われてしまっている理由です。
- 費用が高すぎる
- 独学でも学ぶことが可能
- 無料で学べる教材があるから不必要
それぞれ詳しく理由についてみていきましょう。
① 費用が高すぎる
プログラミングスクールの費用は高いというイメージがある方も多いはずです。
以下は主要プログラミングスクールの料金となります。
スクール名 | 料金 |
---|---|
テックキャンプ | 648,000円 |
DMM WEB CAMP | 628,000円 |
DIVE INTO CODE | 588,910円 |
Tech Academy | 149,000円 ~ 298,000円 |
CODE CAMP | 148,000円 ~ 698,000円 |
基本的に10万円以上の費用がかかり、高いスクールでは60万円近くの料金となってしまっています。
何十万円もお金を払うことにスクールの価値はあるの?
というのが大きな理由の1つです。
② 独学でも学ぶことが可能
プログラミングスキルはパソコンさえ持っていれば学ぶことが可能です。
プログラミングに限った話でありませんが、実務経験を必要としない座学の知識については全てが学校に通うことなく学ぶことが可能ですよね。
独学で学ぶことができるのにわざわざスクールに通って学ぶ必要があるのかというのは当然ながら疑問に思うことです。
③ 無料で学べる教材があるから不必要
今現在プログラミングを学ぶ環境は変わってきました。
その大きな理由が
『オンラインかつ無料で簡単にプログラミング学ぶことができるサービス』
が出ているからです。
『プロゲート』はその最たる例でプログラミングを学ぼうとしている方であれば間違いなく知っているサービスかと思います。
ブラウザで学べるので動作環境の構築などがいらずすぐにプログラミングを学ぶことができるかつ無料で学べるので費用もかかりません。
無料でもプログラミングを学ぶことができるのだから必要ないと思う方もきっと多いはずです。
それでもプログラミングスクールが必要な3つの理由
上記でご紹介したようにプログラミングスクールに通わずともプログラミングスキルを身につけることは可能です。
しかし、独学では一筋縄で学ぶことができないのが『プログラミング』というものなのです。
プログラミングスクールが求められる大きな理由は以下の3つです。
- 分からないことを質問することができる
- 就職支援を受けられる
- 挫折率を下げることができる
それぞれ詳しくみていきましょう。
① 分からないことを質問することができる
『分からないことがあったら質問をすることができる』
一見そんなこと当たり前だと思うかもしれませんが、プログラミングについて分からないことが聞ける環境というのは非常に重要です。
プログラミングを学習する上で分からないことに直面した時にまず起きるのが『エラー』です。
自分の書いたコードにどこか不備でエラーが出て動作させることができないということは誰にでも起きます。
独学だった場合、分からないことをネット上で誰かに聞くことも可能ですが、エラーは何百行もあるコードの全容を把握していないと解決できないケースがほとんどです。
そのため、何時間もエラーに躓いてしまうなんてことが独学ではざらに起きます。
逆にプログラミングスクールに通っていればメンターの方に質問をすることが可能です。
メンターの方はただエンジニアというだけでなくあなたが今どんなことを学習しているのかということも把握しているので質問の回答も的確な回答が返ってきます。
② 就職支援を受けられる
最近のプログラミングスクールではただプログラミングスキルを身につけるだけでなく、キャリア支援や転職サポートとセットで行っているスクールも多数あります。
プログラミングを勉強する目的として最も多いのは
『エンジニアになりたい』
『未経験からエンジニアに転職したい』
とエンジニアになりたいという目的が多いです。
そのため現在のプログラミングスクールではプログラミングを学ぶことから就職までをセットにしたコースを提供しているスクールが多くあります。
教養としてプログラミングを学ぶのではなく
『エンジニア就職・転職したい』
と目標が明確に決まっているのであればプログラミングスクールはオススメできます。
③ 挫折率を下げることができる
プログラミング学習は挫折率が非常に高いと言われています。
理由としては、前述の通り独学ではエラーなどの対処が難しいことやプログラミングでサービスが作れるようになるには膨大な学習時間が必要となります。
独学では学習していく内にモチベーションが下がっていき挫折してしまうケースがほとんどです。
独学の挫折率はプログラミングスクール『侍エンジニア塾』によると9割を超えているとも言われています。
そんな挫折率を下げるためにもスクールに通うことは大きな意味があります。
分からないことをすぐに聞けることで、エラーに悩み続けることを減らし、学習をどのように進めればいいかをメンターに相談することもほとんどのスクールでは可能です。
『挫折してしまうかもしれない…』
と感じている人はプログラミングスクールに通うことを選択肢に入れてみてもいいかと思います。
挫折率が低いスクールもあります。
まずはそんなスクールを受けることでステップアップでエンジニアスキルをつけていくことも可能です。
挫折率が低いスクール:スキルド
Webサイト制作に特化したプログラミングスクールがスキルドです。
スキルドはWebサイトの制作やLP(ランディングページ)制作など転職スキルよりもフリーランスとして案件を習得するスキルに特化したプログラミングスクールとなっています。
挫折率の低さの所以としてスキルドにしかないクイズ形式や写経問題など特殊な学習方法を取っているのが特徴です。
完全オンライン型のスクールとなっており、パソコンがあればすぐに学習を開始することができます。
転職支援はありませんが、未経験からフリーランスになりたいという方にはオススメのスクールとなっております。
現在は無料体験キャンペーンを行っており、実際にどのように学習していくのかが分かるようになっているのでぜひお試しください。
スクールを無駄にしないための3つのポイント
プログラミングスクールを通うにしても心意気によってスクールの価値を最大限得られるかは大きく変わってきます。
今回はプログラミングスクールに通った時の4つのポイントをご紹介します。
このポイントをしっかり抑えておけばかかった費用を無駄にせずスクールの最大限の恩恵を受けることが可能です。
- 分からないことはとにかく質問
- 明確な目標設計を立てておく
- 仲間を探す
それぞれ解説していきます。
① 分からないことはとにかく質問
これがスクールに通う上でとにかく重要です。
プログラミングを学び始めたばかりの時は分からないことだらけです。
そして、分からないことがあったらとにかく質問してみましょう。
スクールに通っているのにただ教材を進めているだけでは独学とほとんどやっていることは変わりません。
質問できることがスクールの大きなメリットなので、分からないことを質問し続けることでスクールの価値を発揮できます。
② 明確な目標設計
目標を立てておくということも学習を進めていく上でも、モチベーションを維持する上でも大切です。
- 転職のため
- 副業がしたいから
- 教養のため
- 会社必要とされているから
- スキルアップとして
など人によって様々な目標がありますが、ここからさらに目標の解像度を上げていきましょう。
例えば、『転職がしたい』という目標であれば、
- どんな起業に転職したいか
- 年収はどれぐらいほしいか
- プログラミングでどんな仕事をしたいか(アプリ、ウェブなど)
- いつに転職を実現させたいか
などなどより明確に目標を設計していきましょう。
明確な目標を持っておくことで学習を始め挫折しそうになりかけた時も明確な目標によって踏みとどまれることがあります。
明確な目標を立てておくことで、スクールのメンターの方もあなたの目標が叶えられるようにアドバイスを受けることが可能です。
逆に目標がなければ簡単に挫折し、メンターもただプログラミングを教えるだけになってしまうのでまずは明確な目標から立ててみてください。
③ 仲間を探す
プログラミングを挫折しないことでオススメなのはプログラミングを勉強する仲間を見つけるのは非常におすすめです。
仲間というのはスクール内でなくもいいのです。
Twitterではプログラミングを勉強しだしている方が大勢いらっしゃいます。
さーて勉強するか。眠いけど。
昨日いっぱい遊んだからね。眠いけど。
今日の目標は達成しないとね。眠いけど。
さぁやるぞ!眠いけど。眠いけど。#プログラミング初心者#駆け出しエンジニアと繋がりたい
— マル@プログラミング勉強中 (@30karano) September 12, 2020
「人は何者にでもなれる、
いつからでも」
ってキャッチコピーは
元気もらえますね🤔自分の可能性に蓋をしてるのは
環境よりも自分ですもんね🤔#駆け出しエンジニアと繋がりたい#プログラミング初心者
#Progate#ドットインストール— たかみち@30代からプログラミング挑戦者 (@takamichi35) September 12, 2020
『#駆け出しエンジニアと繋がりたい』『#プログラミング初心者』といったタグで検索すればたくさんの勉強中のエンジニアの方がいらっしゃいます。
そういった方と関わることで、学習のモチベーションを維持することができます。
オンライン学習などのモチベーション維持がしにくい環境などの場合は特におすすめですのでまずは実践してみてください。
まとめ
プログラミングスクールを通うことは断固として無駄にはなりません。
スクールが無駄だという人は
- 独学でもプログラミングができる(9割は挫折)
- スクールでただ教材を進めるのがスクールだと思っている
このどちらかに当てはまるかと思っています。
私自身エンジニアになってから10年経ちましたが、確かに独学でもプログラミングを学んだという方も少なからずいます。
ですが、そういった方は本当に希少でほとんどの方は教えてもらった方がほとんどです。
独学で失敗し、無駄な時間を浪費するよりも初めからプログラミングスクールに通って学習するほうが最短でスキルを身につけることができます。
時間を無駄にしたくない方はぜひプログラミングスクールに入ることも検討してみてはいかがでしょうか。