【徹底比較】プログラマカレッジV.S GEEK JOB 無料以外の評価軸をもて!

この記事では無料プログラミングスクールとして名高いGEEK JOBとプログラマカレッジを比較していきます。

はじめに結論を示しておきます。

プログラマカレッジとGEEK JOBどちらがいいか


結論、それぞれに合ったスクールを選ぶのが1番です。

無料だから、という物差しだけでなく、それぞれがもっている目的や理想をはっきりさせてどちらのスクールの方が自分に合っているかを検討しましょう。

この記事でのまとめとしては、

  • 違約金の心配なしでじっくりJavaを学んでから企業に就職したいという方にはプログラマカレッジ
  • インフラエンジニアとしてより早く企業に転職したいという方にはGEEK JOB

をおすすめします。


この結論に至った根拠としてそれぞれのスクールの特徴や違いについて以下で解説していきます。

 

まず前提として示しておきますが、この記事でいう”GEEK JOB”とは”GEEK JOBのスピード転職コース”のことを指しています。

実はGEEK JOBには”プレミアム転職コース”と”プログラミング教養コース”という有料のコースもあるのです。

関連記事:GEEK JOBのプレミアム転職コースを徹底解説!スピード転職コースとの違いは?

関連記事:GEEK JOBプログラミング教養コースと他コースの違いは?【IT知識で無双しよう】

“無料のGEEK JOB”という名前だけで判断して有料のコースがあることを知らなかったという事にならないよう注意してください。

無料のプログラミングスクールとしてプログラマカレッジと比較されることが多いGEEK JOBですが、それはGEEK JOBのスピード転職コースのことなので、把握しておきましょう。

2つのスクールの評判などを見たい方は以下の記事もぜひ目を通してください。

GEEKJOB記事      :【☆4.0】無料で転職までできる!?GEEK JOBの評判まとめ

プログラマカレッジ記事:巷にあるプログラマカレッジの評判について考察してみた

以下で2つのスクールの具体的な比較に移っていきます。

 

GEEK JOB プログラマカレッジ
違約金 あり なし
年齢制限 27歳まで 30歳まで
チーム開発 なし あり
ITインフラ学習 あり なし
転職までの期間 1~3ヶ月 4か月以上
学習から就職・転職までの流れ 学習と就職活動を並行して行うため 密なスケジュール じっくり学習した後就職・転職活動に移る

こちらが2社を簡潔に比較した表となります。

1つずつ解説していきます。

違約金


2社を比較すると、プログラマカレッジの方は違約金がかからないという点で魅力的であるといえます。

プログラムカレッジは無条件で違約金なし!

プログラマカレッジでは途中辞退や紹介先企業でない所に就職しても違約金は一切とらないと言っています。

それだけ学習内容や紹介先の企業に自信があるようです。

突然緊急事態に巻き込まれたり、単に気まぐれでスクールを辞めようと何であろうと、違約金がかからないというのは安心できます。

GEEK JOBは条件によっては違約金が発生

GEEK JOBでは入会時に説明される以下の3つの条件に違反すると月あたり12万支払うことになります。

  • ①開始日から14日間経過後に、本人が自主的に退学した場合
  • ②終了日から30日間以内に、自己応募または他社サービスを経て面接もしくは転職された場合
  • ③終了後一ヶ月以内に企業より採用内定通知が出たにも関わらず辞退した場合  

しかし真面目にスクールに通って就活を行ううえではいずれの条件も破ることは滅多にありませんので過度に心配する必要はないと考えられます。

またお金がかかるかもしれないという逃げづらい環境に身を置くことで成長を見込めるといった側面もあるでしょう。

参考記事:【2020年10月更新】GEEK JOBの違約金のかかる3つの条件とは?金額は日割りで計算される

年齢制限


どちらのスクールも、人材を企業に紹介して利益をあげる会社なので、必然的に企業が求める人材を発掘しようとします。

企業からすると、未経験の人材であればその人の将来性や成長性に期待して採用することになります。

その意味でどうしても企業は年齢的に若い人を欲するようになり、結果的にスクールが募集するのは若い人になってしまうのです。

ただ、2社を比較するとプログラマカレッジの方が受け入れの幅が比較的広いことがわかります。

関連記事:30代からプログラミングを学習してエンジニア転職を成功させる4つの戦略

プログラムカレッジでは30歳まで

プログラマカレッジは30歳までなら受け入れ可能と謳っています。

また転職歴などをもとに制限することもないようです。

関連記事:【代案有り】プログラマカレッジは30代から通えない…別の選択肢はある?

GEEK JOBは年齢制限は27歳まで

GEEK JOBのスピード転職コースは27歳までで転職が1回までの方という制限があります。

関連記事:GEEK JOB30代は有料?年齢制限がある?

 

受講形式


コロナ禍によってどちらのスクールも完全にオンライン体制で受講が可能となっています。

昔はどちらのスクールも、校舎に通学する体制でしたので、コロナ禍が終わればもとの体制に戻るかも知れないのでその時期が来たときはスクールにもよく確認をとるようにしてください。

 

学習の進め方


学習カリキュラムの違い

プログラマカレッジではカリキュラム後半でチーム開発があるのに対し、GEEK JOBは個人が好きなペースで学習できます。

プログラマカレッジはチーム開発が特色

プログラマカレッジでは

  1. 動画/テキスト教材で学習
  2. 写経
  3. 課題
  4. 個人開発
  5. チーム開発

といった流れで学習していきます。

まずはプログラマカレッジオリジナルの動画やテキスト教材を用いて学習をします。

次にサンプルコードを繰り返し写すことで、プログラム構文の使い方や、アルゴリズムパターンを覚える写経という活動に移ります。

次に実際に課題をこなしていく中でアウトプット力を鍛えます。

そして個人開発を行った後に他のスクールではあまり見られないチーム開発という活動に移ります。

ここでは実際の現場のように、複数人(5人程度)と協力して課題を解決に導きます。

これによって、開発現場では欠かせないGitの活用方法やチームでのプロジェクトの進め方を学ぶことができます。

チーム内での繋がりによって切磋琢磨し合う仲間を見つけることもでき、お互いによい刺激を与えあえることができるのがプログラマカレッジの特色でしょう。

GEEK JOBは個人でコツコツ学習を進められる

GEEK JOBでは大まかにいうと

  1. オリジナルのWebテキストや動画でインプット
  2. アウトプット課題
  3. メンターへの質問でFB
  4. 1~3を繰り返す

という流れでプログラミング学習を行います。

まずは各個人がGEEK JOBオリジナルのWebテキストや動画を活用しながらプログラミング学習を行っていきます。

インプットの後はアウトプット形式の課題を解いていきます。

その都度分からないことがあれば講師へ質問し、フィードバックをもらって次の学習に活用する形式で進めていき、最終的にWebアプリ開発が独力でできるレベルまでもっていきます。

他人に左右されることなく、自分のペースでインプットとアウトプットを繰り返すことで知識を定着させることができます。

これによって一人でアプリケーション開発をする力が養われます。

コロナ禍以前は教室に通う形式であったので、学習仲間が欲しい人は自分から関わりにいけばよかったのですが、完全オンライン形式となった今はそれも難しいです。

またGEEK JOBのスピード転職コースでは転職が最優先目標となっているため、早くに転職が決まれば学習が完全に終わる前に卒業することもあり得るようです。

したがってじっくりプログラミングを学習したいという方は3ヶ月学んでから就職・転職活動に移るとよいと思います。

 

学習内容

プログラマカレッジでは主にJavaという言語でのプログラミング学習、GEEK JOBではITインフラについて学習します。

プログラマカレッジは基本的にJava

プログラマカレッジでは学習言語としてJavaを選択することになります(お金を払えば様々な言語の学習が行えます)。

Javaだけでは不満だと感じる方がいらっしゃるかも知れませんが、Javaは基礎的でかつ堅牢性を保ちながら応用もできる言語という評価を受けており、社会の様々な所で利用されています。

さらに、以下のグラフを見てもわかる通りJava学習者は圧倒的に求人されているのです。

プログラミング言語別新規正社員求人割合 レバテック 2019年度 2018年度引用:レバテックキャリアサイト

こうした理由でプログラマカレッジではJavaを指導しているようです。

GEEKJOBはインフラ系

GEEK JOBのスピード転職コースでは主にITインフラについて学ぶことができます。

インフラエンジニアは人材不足であるものの学習の機会があまりないのが現状です。

GEEK JOBでITインフラについて学べるのは他のスクールにはない利点です。

 

スタート時期

2社を比較するといつからでも学習を開始できるという点でGEEK JOBの方が魅力的です。

プログラマカレッジは月初めが基本

GEEK JOBに対し、プログラマカレッジではカリキュラムの後半でチーム開発を行うため、生徒の足並みをそろえる必要があります。

したがって受講生は月初めから同時に学習を開始することになります。

1月あたり20~30人程度が上限なようなので、もし人数過多となれば来月まで待つことになる可能性もあります。

(プログラマカレッジの夜間コースであればチーム開発がないためいつからでも学習を開始することができます)

GEEK JOBではいつからでもスタート可

GEEK JOBは個人学習が主なので手続きさえ踏めばすぐにでも学習を開始させることが可能です。

無料登録をして、火・水・土曜日の13時から定期的に開かれている説明会兼無料体験に参加すれば、申し込むことが可能となります。

学習ペースの違い

プログラマカレッジの学習ペース

平日5日間コースでは3ヶ月(10時~18時)、合計420時間

週3夜間コースは月水金で2~5ヶ月(19時~22時)合計200時間

かけて学習していくことになります。

平日5日間はじっくりプログラミングを学びたい方、週3夜間コースは働きながら時間を作って学習したい方向けといえます。

そして学習の後に1か月間就職・転職活動をすることになります。

GEEK JOBの学習ペース

GEEK JOBでは1~3ヶ月のうちに学習をしつつ、転職活動を行います。

週に30時間学習しさえすればどの曜日・どの時間にも学習できます。(週当たりの時間に応じて何か月で学習が終わるかが左右されます)

GEEKJOBスピード転職コースは最短距離での転職を主としたコースとなっているため学習に並行して就職活動を行うのです。

よって短期間で素早く基礎力を鍛えていく必要があり、かなり密なスケジュール学習を進めていくことになります。

GEEK JOB学習スケジュールの例

引用:GEEK JOB公式サイト

 

最後に…


様々な情報がネット上には溢れているため情報量の多さに困惑することも多いかもしれません。

だからこそ自分で知りたい情報を、自分で動いて取りにいくことが大事になってきています。

プログラミングを学びたいが、どのスクールにすればよいのかわからなくなっている方もいるでしょう。

今回紹介したどちらのスクールも無料で相談にのってくれるので、両方のスクールで無料相談・無料体験を利用してから考えるというのも1つの賢い選択肢でしょう。

興味をもったのをよい機会としてぜひ自分で行動し、納得できる情報を得てみてください。

 

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