この記事のまとめ
- 40代から学び始めるのは遅くないが転職は厳しい
- 副業であれば、40代からでも始めることが可能
- 初めに学ぶ言語は『HTML、CSS』がオススメ
2020年度から義務教育化され、2024年からは大学入学共通テストにてプログラミングの導入が検討されています。
プログラミングは今や必須のスキルとなっていっています。
もし将来的なことを考えるのであれば、40代の方でもプログラミングを学ぶことをオススメします。
今回は40代でもプログラミングを学ぶべき理由とどんな言語を学ぶべきか、学習方法などについてご紹介していきます。
目次
40代未経験でもプログラミングを学び始めるのは遅くない
そもそも40代から学び始めることは遅いのではないかと不安になりますよね。
しかし、学ぶことに遅すぎるということはありません。
40代以上の方でも学ぶ意欲があればプログラミングはこれからの事を考えれば間違いなく学習しておくべきです。
転職が目的の場合は厳しい道に
ただし、『転職を目的にプログラミングを学習』したい場合は遅すぎるかもしれません。
そもそも40代以上になると、エンジニア職以外での職でも未経験の業種への転職はかなり難しいです。
さらに40代以上のエンジニア職では単なる技術的なスキルだけでなく、マネジメントスキルやディレクションの能力など技術以外のスキルを求められる場合が多いのです。
40代以上の方が単にプログラミングを学習したとしても実務経験がない以上はエンジニア職への転職は難しくなっているのが現状です。
未経験からのエンジニア転職は30代でも相応の努力が必要になり、40代からの出発はあまりのリスクが高くなります。
フリーランスとして進むことを目的に
40代以上ではエンジニア転職をすることは難しいですが、フリーランスとしてであれば可能性があります。
フリーランスで求められるのは『実績と経験』です。
実績がなければそもそも案件を受けることができないものもありますが、初めは単価が低いものから徐々に実績を積み上げていくことでフリーランスとしてやっていく活路を見出すことは可能です。
初めの案件を獲得するまでは難しい道のりになりますが、40代からエンジニアで収入を得るのであれば、フリーランスとしての道をオススメします。
40代からプログラミングを学ぶメリット
転職するのは難しいとなると40代からプログラミングを学ぶメリットはあるのでしょうか。
学ぶ理由はもちろんあります。
具体的には以下の3つのメリットがあるのでご紹介していきます。
- 副業収入を得られるようになる
- 現職でプログラミングのスキルを活かせる
- リモートワークで収入が得られるようになる
① 副業収入を得られるようになる
まず40代の方がプログラミングの学ぶ最もなメリットとして、『副業で収入が得られるようになる』ことが挙げられます。
『転職はできないのに副業はなぜできる?』
と疑問を持つかもしれません。
そんな疑問を解決するのが『クラウドソーシングサービス』です。
ランサーズやクラウドワークスなどのクウラドソーシングサービスでは企業のHP作成やシステム開発など多数の案件が募集されています。
実務経験を求められる案件もありますが、中には基礎的なプログラミングスキルだけで受けることが可能な案件も募集されているのです。
単価こそは安くなってしまいますが、40代の方でも案件を得ることができます。
② 現職でプログラミングのスキルを活かせる
プログラミングのスキルは今働いている職でも確実に活かせます。
非エンジニア職の営業職の方やマーケティング職の方でもエンジニアと何度か関わったことはあるのではないでしょうか。
関わることがないにしろ、会議や企画でプログラミングのスキルがあれば発言できる、活躍できたなどはありませんか。
プログラミングスキルがあればそういったところでかなり役に立つことができます。
そして、現職ではエンジニア職ではないので何から何まで知っている必要もありません。
あくまで武器は今の職種であり、そこにプラスαでプログラミングスキルを活かせるようになるのが一つのメリットです。
③ リモートワークで収入が得られるようになる
『① 副業収入を得られるようになる』にも関係してくる話ですが、プログラミングスキルを磨き副業で収入を得ることは、
『リモートワークで収入が得られる』ということと同義です。
基本的にクラウドソーシングサービスなどの案件はリモートワークでこなすモノがほとんどです。
オンラインでコミュニケーションを取り、成果物もメールやチャットツールで送るので全てオンラインで完結します。
リモートワークで副業がしたいけど、スキルがなくできないという悩みをお持ちであればプログラミングは学ぶ価値が間違いなくあります。
40代未経験で学ぶプログラミング言語は?
プログラミングを学ぼうと思ってもほとんどの人が悩むのが、
『どのプログラミング言語を学べばいいのか』
ということですよね。
学習するプログラミング言語選びは『習得難易度、活かせる言語なのか、仕事の案件数』などは言語によって様々なので非常に重要になってきます。
需要がないプログラミング言語を勉強していざ案件を探してみたら全くなかったなんてことになりかねません。
今回は40代未経験の方まず学ぶべきプログラミング言語をご紹介します。
HTML、CSSをまず学ぶべき
HTMLとCSSとはWEBサービスを作成するプログラミング言語です。
あなたが今見ているこのサイトもHTMLとCSSで作成されています。
まずHTMLとCSSを学ぶことをオススメする理由は以下の3つがありますのでご紹介致します。
- 画面を作る言語なので、自分の書いたコードがどのように動いているのかが見た目で分かるので分かりやすい。
- 習得期間が短い
- 案件をすぐに見つけることができる
まずHTMLとCSSは画面を作る言語なので、自分が書いたコードがどう動くかを画面ですぐに確認することができるため、分かりやすい言語となっています。
そして、分かりやすい側面から習得期間も非常に短いというのもメリットです。
なおかつ副業をするのであれば案件が多数ネット上に応募されているというのも大きなメリットなんですね。
その案件というのが以下でご紹介している『LP制作』という案件になります。
未経験から初案件は『LP制作』がおすすめ
40代の方で副業を目的にプログラミングを学習するならまず目指す目標は『LP(ランディングページ)制作』を出来るようになることがオススメです。
LPとは簡単に言えば企業が商品の宣伝をする長い1ページのウェブページのことをいいます。
初案件としてオススメする理由には以下の4つがあります。
- 仕事内容がHTML・CSSのみで完結することが多い
- 製作期間が短くすぐに成果が得られる
- 案件が多く募集されている
- 他プログラミング言語は実務年数が求められることが多い
それぞれ詳しく説明していきます。
① 仕事内容がHTML・CSSのみで完結することが多い
プログラミングの世界では、簡単に言えば『インフラ、サーバーサイド、フロントサイド』の3つの世界があります。
サービス制作するといった場合は全ての世界を知っている必要はありませんが、それぞれのある程度の知識がないと仕事を行っていくことは少々難しいです。
しかし、LPコーディングの仕事はデザイン通りにHTML・CSSでコーディングするだけですので、2つの言語の知識のみでも仕事を完結させることができます。
② 製作期間が短くすぐに成果が得られる
LP制作の期間は、他と比較して非常に短いです。
早いものですと、契約から1週間程度で作業が完了するケースも多々あります。
通常のサービス制作するとなると短くても数ヶ月、長いものだと年単位で作成していくこともあるのです。
初めの仕事は気軽なものからやりたいと思うのが常ですので、制作期間が短いというのもおすすめ出来るひとつの理由になります。
③案件が多く募集されている
いざプログラミングで仕事をしようと思っても、仕事がなければなんの意味にもなりません。
しかし、LPコーディングの仕事はネット上でも多数募集されています。
クラウドソージングサービス『クラウドワークス』にて、LPコーディングの案件を検索すると2020年5月現在 『1,714件(募集終了含む)』もの案件がありました。
このようにLPコーディングの仕事は多数あり、比較的容易に仕事を始められることがメリットです。
④他プログラミング言語は実務年数が求められることが多い
新卒の場合は例外にはなりますが、他プログラミング言語の仕事は実務年数を求められることがほとんどです。
つまり、プログラマーになりたくて頑張って学習したとしても実務経験がなく仕事が見つからなかったということに陥ることもあります。
逆にLPコーディングの仕事はHTML・CSS事態の学習難易度も低く、LPという1枚だけページを作る仕事ですので経験年数よりも早く納品できるかといったことが求められることが多いです。
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